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About / 設計室について

夕方の鈍さを、
知っている者として。

同じ椅子に8時間座った日の夕方、坐骨のあたりだけが鈍く重い——その感覚に、心当たりがありますか。

高い椅子を買っても、しばらくすると元の鈍さが戻ってくる。クッションを足しても、なんとなく違う。 そんなことを何度も繰り返した人間が、この「かなめ」という小さな設計室を続けています。

はっきり書いておきたいことがあります。わたしたちは医師でも、理学療法士でもありません。 だから「これを使えば腰痛が治る」とは、口が裂けても言いません。 そもそも夕方の鈍さは、根性の問題でも、座り方の善し悪しでもない。 腰と座面が構造として噛み合っていない——支えのない背もたれで骨盤が後ろへ倒れ、体重が坐骨の一点へ集まる。それだけのことが、静かに起きているだけです。

だからこの場所でやることは、ひとつに絞りました。 椅子と腰を「座面環境という系」として断面図で捉え直し、体重をどこで受けるかを組み替えるための道具を、静かに並べること。 腰椎の前弯を埋める支え、坐骨の一点集中をならす面、大腿裏の圧を逃がす足元。 効能ではなく、構造の事実と製品仕様、そして使用感だけを頼りに選びます。

紹介する椅子・クッションは、継続的に Amazon.co.jp・楽天市場で手に入れやすいものから、 設計室が独立した立場で厳選しています。広告主の依頼で内容を変えることはありません。 リンクを経由してご購入いただくと、当室に紹介料が入る場合があります。その収入で、この設計室を続けています。

椅子を、星の数で選ばない。断面図の構造で選ぶ。

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